星空撮影の注意点!より星空を楽しむために…
前回は星空撮影に必要な機材をご紹介しました。
せっかくの美しい星空でも予期せぬトラブルに巻き込まれ台無しにならないためにご紹介いたします。
星空ですので基本的に山の中での撮影に行くという前提で話を進めていきます。
~装備~
①服装
山の中は皆さんが住んでいる平地と比べ、ぐっと気温が下がります。
ペルセウス流星群は毎年8月のお盆の時期ですが、長袖を持っていないと肌寒く感じるレベルです。
冬となると、かなりの重装備で挑まなくてはなりません。
超厚手のダウンで防寒ももちろんなのですが、肌着にもこだわったほうがいいと私は思います。
寒さを感じる部分は肌なので、温かみのある肌着が有効。
特にユニクロのヒートテックは保温性もよく、肌触りもいいので気に入っています。
またマフラーや手袋も必ず装着しましょう。
②カイロ
冬の撮影に限りますが、とにかく底冷えします。
重ね着をしても寒さを感じるので、冬の撮影には必須です。
③ヘッドライト(懐中電灯)
山の中は街灯もなく真っ暗です。
満月が出ていれば結構明るくてなんとか足元も見える感じですが、星を撮影するのならば月明かりは天敵。
必然的に新月の日or月が出てこない時間帯を狙って撮影します。
撮影ポイントまで移動する際や、カメラをセッティングする際は手元足元の明かりがどうしても欲しくなります。
そこで必要なのがヘッドライトです。
スマホのライトでいいんじゃない?とも思いますが、かなり明るく光ってしまいます。
真っ暗なんだから明るいほうがいいんじゃない?とも思いますが、(くどい)
照らす光が他の撮影者のカメラに写り込んでしまい迷惑がかかってしまいます。
上の画像は昨年12月に撮影したふたご座流星群です。
かなり大きな流星が流れ、見事にカメラに収めることができましたが、左下に山を登る方のライトが写り込んでしまっています。
もしその方に直接注意できたとしても、また他の方が写ってしまうこともありうる。
自分似できることは絶対に写り込まないように配慮しようという心がけで十分だと思います。
マナーを守り、お互い気持ちよく撮影できるといいですね。
③虫除けスプレー
特に夏場は蚊が多くなりがちです。
噛まれまくってかゆい!って事にならないためにも準備しておいたほうがいいでしょう。
また、山の中は季節を問わず野生動物が出現します。
車の運転中鹿に出くわすことが何度かありました。
急に飛び出して来ることもあるので、山の中では特に安全運転に心がけてください。
~番外編!より星空を楽しむアイテム!~
①レジャーシート
星空をじっくり眺めてると、上を向きすぎて首が疲れてきます。
じっくり美しい星空を眺めれるように、レジャーシートを敷き、寝転びながら眺めてみてはいかがですか?
もちろん他の撮影者の邪魔にならない程度に!
②温かい飲み物
冬場の山は底冷えなので、温かい飲み物を持参するようにしましょう。
温かい飲み物もコンビニや自動販売機で買ったペットボトルなどではすぐに冷めてしまいます。
自宅から水筒などのマイボトルを用意するのがベター。
私はコーヒーが大好きなので、ちょっといい豆を丁寧にハンドドリップしたものをタンブラーに入れ、星を眺めながら飲むのが至福のひととき。
星空をより楽しめること間違いなしです!
以上私が撮影で気をつけている点をまとめました!
これを参考に満点の星空を楽しみましょう!